ランニングとマスクについて
今回はこれからの季節、以前にも少し触れたランニングとマスクについてお話をさせていただこうと思います。
マスク着用により、人との距離を保つことの必要性がなくなるわけではありませんが、こうした状況下で口や鼻をマスクやバフで覆ってランニングするとが、マナーとして選択肢の一つになっています。
そのような理由もあり、現在ランニングをしている方の大半の方がマスクをしている状況です。そんな中、この先夏に向けて東京では25度を超える気温の高い日が予想されます。
■マスクを付けたまま走っても大丈夫?(スポーツ庁)
運動・スポーツを行う上で支障がある場合を除き、できるだけマスクの着用をお願いします。ただし、マスクをしていつも通りの運動・スポーツをすると運動強度が上がることがありますので、速度を落とすなど調整をしてください。または、布で口と鼻を覆っていただくなどの配慮をお願いいたします。
(参照:スポーツ庁)
スポーツ庁もできるだけマスクの着用をするように呼びかけていますが、布で口と鼻を覆うなどの配慮でも可としています。
他にも様々なメディアでマスクの着用を呼びかける記事が目立っておりますが、実際に付けて走ってみると中々苦しいと思う方も多いはずです。
ランニングでカラダを動かすためには、十分な酸素をカラダに行き渡らせることが、重要な要素の1つになります。しかしマスクの着用は呼吸の妨げになるため、酸欠を起こす可能性もあります。また、冷たい空気を体内に吸収することができなくなり、カラダに熱がこもりやすく熱中症になる危険性があります。
時間が経つと呼気や汗の水分で湿り気を帯びるため、息苦しく不快を感じるようになります。もしランニングをする場合は普段よりもペースを落として楽に呼吸ができるように心がけましょう。
最近Twitterで「父は軽い熱中症でした。マスクをして水分を補給しないでウォーキングしていたのがいけなかったようです。皆様もお気をつけください!」というツイートが1万1000回もリツイートされています。
こういったことから専門家も「マスクを付けていると身体に熱がこもって熱中症になる危険性が高まることを意識してしっかり水分補給をしてほしい」と話しています。
■水分だけでなく、ミネラルを補給することが重要
汗をかくと水分だけでなく体の健康維持に必要な栄養素であるミネラルも失われます。ミネラルは体内でつくることができないため食品や飲料から補給する必要があります。
当協会が推奨するのは伊藤園の“健康ミネラルむぎ茶”です。ミネラルが手軽に補給できるうえ、無糖で、カロリーゼロ、カフェインゼロのため、健康づくりを意識したランナーの皆さんに最適な飲料です。
※伊藤園「健康ミネラルむぎ茶」
皆様もこれからの季節、新型コロナウィルス対策、熱中症には気を配り体調には十分気をつけてください。