新型コロナウィルスにおけるスポーツ(ランニング)
安倍首相が4月7日に新型コロナウィルスに関しての緊急事態宣言を発令し、5月6日までは不要不急の外出を控えるように国民に要請しました。
マラソン大会・スポーツイベント、スポーツジムやランニングクラブの練習などが自粛していく中、普段走っていない方たちも含め外に出て、町中や公園で体を動かしているのを目にするようになりました。
ランニングやジョギング、ウォーキングはやり方によっては現在問題とされている「密閉・密集・密接」の“3密“を回避しつつできるスポーツでもあります。
そんな中、安倍首相から「普通に外に出て散歩したり、ジョギング・ランニングしたりすることは、特に問題ありません」との発言もありました。
健康維持、ダイエット、トレーニング、ストレス解消など走ることはいいことがたくさんありますが、こんな時だからこそ一人一人が協会が考えるマナーをしっかり守り、過ごすことがご自身の健康には大切です。
マスクの着用も検討しましょう
普段は予防としてマスクをして生活をしている人でも、走るときに付ける習慣がある方はなかなかいないと思います。
人がいない場所、早朝や深夜など人との距離が十分に取れていれば不要かもしれませんが、不意にすれ違った方やたまたま通りすがりに見た方からは不快に思われる可能性もあります。
SNSなどでも問題になっていたりしますが、可能な範囲でマスクの着用も検討しましょう。
マスクでは呼吸が苦しくなりなかなか難しいという方は「buff」などでも。
自分が感染しないようにというのももちろんですが、同じ範囲でランニングを楽しんでいる方への感染予防というのにも目を向けてみましょう。
一人で走りましょう
感染の拡大を防ぐためには、他人との接触を避けることが個人でできる一番の対策だと思います。
確かに気の合う仲間や家族と走るのは楽しいし効率も上がったりしますが、今はグッと我慢をして普段できない一人で走る楽しみなどを見つけてはいかがでしょうか。
密集地帯は避けましょう
大きな公園などでは、普段走らない方も集まり曜日と時間帯によっては緊急事態宣言が発令される前に比べかなり多くの方がランニングをしている場所もあります。
ネットなどで検索すると人気のランニングコースなどがすぐに検索できる時代ですが、混雑が予想される場所は事前に避けるほうが賢明です。
ロケーションがいいと走るのも楽しいですが、混雑している場合は少しコースを外れて走ってみたり、移動距離の少ない近所で新しいコースを見つけてみたり、時間をずらしてみたり色々と工夫をしてみましょう。
人との距離を取りましょう
現在多く知られているのが「ソーシャル・ディスタンス」・ 欧州だと6フィート(約1.8メートル)日本だと2メートルと言われていて、コンビニやスーパーのレジ待ちなどでも足元に表示があったりしますが、ランニングをする時も人との距離を取ることを意識する必要があります。
多くのメディアでは2メートルを推奨するという意見が挙がっていますが、この距離に対して疑問視する研究者の方たちもいらっしゃるようです。
→詳しくはこちらのリンクから
(https://news.yahoo.co.jp/byline/iizukamakiko/20200413-00172990/)
こういったことから2メートルと言わず、なるべく距離をとったほうが安全だと思いますので、無理のない範囲で人との距離をあけて走りましょう。
走るペースによっては追い越したり追い抜かれたりもすると思いますが、その場合も通路の端っこを通るなどして工夫をしていくことも必要です。
手洗いうがい、アルコール消毒
こちらはランニングやスポーツをしている人以外の方もそうですが、少しでも外に出たら手洗いうがいをするように心がけましょう。
現状自覚症状のない方がとても多く、その方がウィルスのついた手で触った物を触ってしまう危険性も多く潜んでいます。
何気ないことですがとても大切なことなので、収束するまではいつも以上に気を使って頻回に行うように心がけましょう。
皆様が安全にランニングをする為には一人一人意識を持って走ることが感染の拡大予防にも繋がります。
自分の事だけではなく、周りの人にも気を配って行動することもとても大切です。
外出自粛が続きますが、健康に配慮しつつ、ランニングを楽しんでください。